2008年 10月 10日
バイオスケガワ研究会 会員の皆様 第5回バイオスケガワ研究会年次大会
バイオスケガワ研究会会長 助川 征
第5回 バイオスケガワ研究会年次大会(神戸)開催に当たって
遠路、神戸までご参会賜り有難うございます。
世間も決して平穏ではありません。
そういうことを考えますと、ここにご参会頂けたということは、2008年度も患禍なく過ごせたということ、留守にした職場や家庭をしっかり守って頂ける有能なサポーターが居てくださること、年会費、懇親会会費が払えること(笑)・・いっぱいの幸せの積み重ねがあってのご出席であると感謝致します。
1、バイオスケガワ研究会の現状
① 本日現在、会員総数86名、前年度からみて18名の増員です。
② 本日ご参会くださる会員様は36名、委任状ご提出者23名、従いまして委任状未提出者、ならびに音信不通者は合計 27名です。
③ 会員様の地区別構成比は北海道18名、東北8名、関東12名、中部関西24名、中国四国9名、九州15名となります。
④ 分野別で見ますと 家畜・畜産専門部会49名、水産養殖専門部会5名、衛生材料専門部会6名、環境衛生専門部会13名、食品衛生専門部会 8名、その他3名となります。
合計84名(助川化学株式会社社員を除く)です。
2、本年度の年次大会の特長・・・会員だけが参加できる集会にしました。
バイオスケガワ研究会創立の趣旨を振り返ってみました。
① 二酸化塩素と周辺技術の交流です。
年次大会やオープンセミナーで発表される研究報告は、聞き手側が異業種のとき自社には関係がないように思える時もあります。しかし全ての科学技術は底辺で共通しており、この広い裾野を持たないと如何なる企業も、高名な学者も富士山を築けません。
必ず参考になることが含まれて居ます。要は聴く側の準備や事情によります。
② こころの交流です。
私は生きてゆく力が弱った時や仕事や人生に行き詰ったな、と感じた時は、異業種の方であってもその生き方や仕事に目標を持ち、バリバリと元気で活躍されている方を訪ねます。自分の馬鹿さ加減や弱音を丸出しにして食事などもご一緒させて頂きます。
帰るとき、必ずその方の元気が私にも移っているから不思議です。
この力は般若心経が説く「空」の力であることを最近知りました。
ここにバイオスケガワ研究会結成の重要な第二の狙いがあります。
皆様! 二酸化塩素に関する技術情報の交換やノウハウの入手も大切ですが、会員相互の研究開発と共同特許申請、並びに会員同士の自由な交流や助け合い、サークル結成(各種専門部会など)をさせる会員相互の信頼感育成がこの研究会においては最も大切な目標です。
実際、私どもの年齢になりますと、時間をかけた本当の親友をなかなか作れません。
出来たと思える友人も実は取引が絡んだ便宜的なお付き合いが多く、お互いに本音で助け合うことが出来ません。
従いまして、今回は会員様だけの心の交流を願った年次大会にしてみました。
当然、会員様に同行する社員様や非会員様の参加をお断りしましたので、参加総人数は少なくなりましたが出席者数ではなく、同士意識の高揚と会の継続が今回の年次大会の願いであります。
私達は紳士的なお付き合いを互いに約束し、印鑑証明まで出しあって自らの意思でお取引や交流を開始しました。
その念書の理念に基づいた信頼関係と実際の行動を今後も大切にしたいと思います。
今年はいつもお土産としてお持ち帰り頂く「神戸瓦せんべい」をやめました。
代わりに明川哲也の著書「大丈夫、生きられるよ・・へこんだときの般若心経」(PHP研究所)と「ぼく、会いにきたよ」(文藝春秋)の二冊を用意いたしました。
前書はあなたに「焦らない心」を願い、後書は「子どもからみた母親観」を通して 見えてはいないが限りなく続くご家族の因果」をお伝えしたいと思いました。
弊社の真剣な意図をお汲み取り賜りましたら幸いです。
3、助川化学株式会社としてのご挨拶
インターネット検索で見ますと平成20年10月1日現在、二酸化塩素製品を製造、再加工、あるいは販売をしている会社や団体は336件です。
出されている公開特許や確定している特許、あるいは未公開の特許申請数は合計すると1,000件を超えるでしょう。
30年前、純国産の安定化二酸化塩素製造事業者は弊社のみでしたから、その後の推移に驚かされます。
こうした背景のなかで私どもが皆様に好かれるのも、去られるのも、これからの弊社に夢と希望があるか否か・・皆様にとってメリットとなるのかどうか・・でありましょう。
ご安心ください。助川化学株式会社は中身で大発展をしようとしています。
①
決算報告・・・全企業の70%が赤字(東京商工リサーチ:06年度)と伝えられる中で、弊社は本年7月の第30期決算も辛うじて黒字となりました。
販売利益を分野別で見ますと、畜産(34.6%)、水産(23.1)、衛生材料(17.8)、食品製造(5.4)、環境衛生(1.2)、その他(17.9)となります。
しかし、本年7月21日から全製品の一律値上げをお願いしなければならない環境に転じましたので31期は予断を許しません。
今年も無事に通常の決算を迎えられましたことはお客様、販売代理店様、ご支援頂いています仕入先様のご協力、そして社員やスタッフの努力です。
改めまして心から御礼申し上げます。
② 許認可・・・弊社は昨年4月、橋本獣医師を常務執行役員としてお迎えし、既報のとおり06年7月に食品添加物製造(認可事業)開始、食品添加物:亜塩素酸ナトリウム液「ススムちゃん」を上市、07年4月に助川化学株式会社中央研究所獣医療センタ-を開設(認可事業)、そして医薬品製造申請のため具体的な準備に入りました。
単なる二酸化塩素製品の物品販売から、責任のある指導や診療行為等が出来、さらに製薬会社へと大きく様変わりをしようと動いています。
③
新特許取得・・2002年に申請しておりました「二酸化塩素による動物コクシジウムの殺菌」特許が6年の歳月を経て本年9月に査定(確定)され、6番目の新たな
特許権が加わりました。
ご高承のとおりコクシジウム対策は養鶏産業はじめ養豚や牧畜全般の重大な疾病対策でもあります。このことにより、弊社の家畜・畜産専門部会に対する事業の展開に、特許に守られた頑丈な背骨を持つことができました。
④ 今年度末には医薬品メーカーになる予定です。
まず医薬部外品製造許可を得て社内外の体制を固め、ついで本格的な医薬品製造を行います。
初発は家畜・畜産・ペットの環境衛生対策のための医薬部外品:消臭剤(登録商標:「バイオヘルプ」)として申請準備が整いつつあります。外部審査の結論も間近かですし、製造の最高責任者である管理薬剤師(神庭明恵)も勤務を始めております。
「バイオヘルプ」は全ての畜舎・鶏舎に撒布できる消臭対策の医薬部外品ですが、環境浄化を行うことになり、その結果、先のコクシジウム対策効果も期待出来ることになりますから強い事業展開、即ち特許権に守られた強いマーケティングをとることが出来ます。
ユーザー様、販売代理店様には本日最良の情報の一つとなることでしょう。
ただし「バイオヘルプ」は、まだ医薬品の登録を行っていませんので、コクシジウム抑制のための使用法、効果などをラベル上に表示することはできません。
⑤ 助川化学株式会社中央研究所第二研究所を開設いたします。
神戸医療産業都市構想に基づく神戸市地域結集型研究開発プログラムに参画し、本年11月5日(大安)、神戸ポートアイランド、先端医療センター駅近くにある「健康産業開発センター(HI-DEC KOBE)」(住所:神戸市中央区港島南長6丁目7番4号)に助川化学株式会社中央研究所第二研究所を開設いたします。
この施設は国のものであり、入居許可を受けると国からの支援もあり、国立大学である神戸大学やその他公立機関からの学術育成や協力が得られ、またこの地区に既に進出している医療関連産業等専門家集団133社・団体とのコラボレーションも期待出来ます。
この施設入居のための役所による審査は助川化学株式会社過去4年間の業績報告、新しい研究計画の提出、計画の実現性の確認など厳しいものがありました。
また審査に関係する皆様には本日のバイオスケガワ研究会年次大会(神戸大会)時、会員様に入居が発表出来る様に審査を急いでいただく等、特別のご協力も賜りました。
入居決定は2008年10月2日に日本経済新聞、神戸新聞に掲載されました。
健康産業開発センター(HI-DEC KOBE)には理化学研究所の施設もあり、弊社の第二研究所(機能性食品開発研究所)はこの建物の4階、生物化学系の実験が行えるウェットラボになります。
また隣の建物には理化学研究所のPETを中心とした分子イメージング研究本部があり、プログラムディレクターとして渡辺恭良(ワタナベ ヤスヨシ)博士や鈴木正昭(スズキ マサアキ)博士が居られます。
会社はこれら最高の技術者集団、神戸大学、また国立研究機関の先生方にご親交頂けるチャンスを掴みましたので併せてご報告致します。
⑥
我社は神戸医療産業都市構想の中核である理化学研究所、分子イメージング研究部門(注2)の新たなプロジェクトに参画したいと考えております。
PETによる動体応用研究チームにご支援を頂いて独自の新たな機能性食品開発(注3)を目指す計画です。この開発研究では弊社が既に特許を取得している「超活性化二酸化塩素」の技術、同じく特許を取得している「二酸化塩素と超音波照射とを併用した除菌方法」技術なども駆使することになるでしょう。
近い将来、皆様と共に眼が回るような発展を遂げたいものです。
新たな事業計画の説明は橋本常務にお願いいたします。 以上
( 注1)省略
(注2)
分子イメージングとPET:分子イメージングとは、生物が生きた状態のまま、生体内の遺伝子やタンパク質などの様々な分子の挙動を観察する技術です。この技術のひとつに、陽電子(ポジトロン)という放射線が放出する消滅ガンマ線を計測し、生体内での分子の量や働きを捉える陽電子放出断層画像法(Positron
Emission
Tomography::PET)があります。陽電子で標識化した化合物は極微量でも定量性の高い評価を可能にします。陽電子は寿命が短いことから被爆も少なく、生体への負担が最小限で病態生理学及び病態生化学的な変化を観察することを可能とします(分子イメージングプログラム:理化学研究所資料)。
(注3)
助川化学株式会社はソバや卵から起こるアレルギー症を防ぐため、これらのアレルゲンを二酸化塩素で安定化させてしまう機能性食品開発の研究を始めます。既に、花粉症抑制の成功研究が発表になっています。
この研究が完成すればノーベル賞を頂くことになるでしょう(笑)。
バイオスケガワ研究会員の皆様に第5回年次大会の開催要領をご案内いたします。
神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号(〒650-0045) TEL:078-360-3200
![]()
| Ⅰ. 役員会 | 10:00~12:00 | ||
| Ⅱ. 第5回バイオスケガワ研究会 年次大会 | |||
|
1. 開会宣言 |
13:00~13:10 | ||
|
2. 研究発表会 |
13:10~16:00 | ||
|
3. 助川化学株式会社からのご報告 |
16:00~17:00 | ||
|
4. 役員会からのご報告 |
17:00~17:30 | ||
|
5. 閉会宣言 |
17:30~17:40 | ||
| Ⅲ. 懇親会 | 18:30~20:30 | ||
|
会場:レセプションルーム(10階) |
会場:神戸市産業振興センター (大会第一日と同じ会場です)
申込書にご記入頂き、FAXまたはメールにてお申込下さい。
※参加申込みの締切日は、平成20年8月15日とさせて頂きます。
抄録用紙に記入し、FAX、郵便またはメールにてお送り下さい。なお、この用紙に限らず、PDFあるいはMicrosoftパワーポイント、エクセル、ワード 2007,
2003のファイルでも結構です。
※ご発表要旨のご提出締切日は、平成20年8月30日とさせて頂きます。
ご参加費用につきましてはお申込人数に応じまして予算等を各種行事ごとに確定し、最終のご案内でお知らせ致します。あわせまして、年会費 3,000円のご請求もさせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。(参加費用及び年会費事前のご入金をお願いする予定です)。
助川化学株式会社中央研究所 (担当:神庭 かんば)
TEL:078-992-1688 FAX:078-992-1677
e-mail:
bio@sukegawa.co.jp