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緑膿菌
(Pseudomonas aeruginosa)
幅0.5~0.8ミクロン、長さ1.5~3のカン菌。通常、菌体の一端に一本の鞭毛を有しています。グラム陰性。 編性好気性。増殖の至適温度は30℃で大部分の菌株は、青緑色のピオシアニン。蛍光性黄緑色のフルオレセインなどの特徴ある色素を産生します。 ピオシアニンは緑膿菌のみが産生しますので固定が特に容易です。本菌は、毒素、溶血素、蛋白分解酵素、リパ-ゼ、コラゲナ-ゼなどを産生しそれらが病原性に関与しているといわれています。 土壌、河川水、海水中に広く分布し、人や動物の腸管内にもしばしば認められます。本菌は水と有機物があれば容易に増殖しまた多くの抗生物質に抵抗性を示しますので病院環境を汚染し、院内感染を起こして問題になっています。
特に広域スペクトルの抗生物質を多用するとしばしば菌交代症を起こします。本菌は抗生物質の他、逆性石鹸グルコン酸クロルヘキシジンや塩化ベンザルコニウムといった消毒素にも馴化し抵抗性を示すようになります。
抵抗力の低下した宿主には日和見感染を起こす代表的な菌です。日本の局方に特定菌として指定されています。